庭LINK集
庭(にわ、Garden)とは、住宅の敷地内の建造物のないスペースのことである。木や植物、草花を植えたり、石や池などを配して花壇として住民の安らぎや慰みとして利用されることが多い。住宅敷地の小さな空間に設けられる庭を坪庭と、またその本格的で規模の大きなものは、庭園と呼ばれることもある。現代においては、屋根のある庭、室内庭園、全く植物を用いない庭なども、「庭」と称されることもある。
個人の住宅における庭は、そのほか荷物収納のための倉庫、農家であれば納屋が設けられたり、幼い子どもの遊び場となって、三輪車などが放置されたり、あるいは洗濯物を干すための物干し台が設置されたり、家の中では果たすことのできない生活上のさまざまな用途に活用されている。 また年間のさまざまな行事を執り行うための場所としても大切な役割を担っている。 たとえば、新年を迎えるにあたっての準備としての餅つき、学校への入学時の家族そろっての記念写真、端午の節句の鯉のぼり、夏休みのビニールプールでの水浴びなど。 また犬小屋、自家用車の駐車場など。
庭は、隣家との間を生垣やコンクリート・ブロックの塀で囲まれて、個人の私有地を形成している。
露地(ろじ)とは茶庭ともいい、茶室に付随する庭園の通称である。
(一般的には露地とは屋根などの覆いのない地面のこと。露地栽培、露地いちごなどという。)
本来は路地であるが、江戸時代の茶書『南方録』などにおいてこの「露地」という名称が登場している。これは『法華経』の「譬喩品」に登場する言葉であり、当時の茶道が仏教を用いた理論化を目指していた状況を窺わせる。以後禅宗を強調する立場の茶人達によって流布され、今日では茶庭の雅称として定着している。
千利休の時代には更に茶室の建築が盛んとなったが、当時の数寄者達はこぞって建築の創意工夫をしていた時期であり、いわゆる利休風の茶室もこうした状況で熟成された。千利休は晩年にいたって草庵風の茶を完成させ、田園的・山間的情趣を表現の主題とし、茶の室は農家の藁屋を、茶庭は山寺への道の趣を表そうとしている。
なお躙り口の発生に関しては資料が不足しており、流布している利休の創作という主張も確たる根拠があるわけではない。但しこの躙り口によって、それまで中立ちに際しての待合に用いられていた縁側が取り除かれ、腰掛待合が別に設けられるようになった。また手水鉢に代わるつくばい(蹲踞)もこの時期に完成したものと考えられる。
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